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ほんとうの環境問題とはなにか, 2008-03-29
本書を読んで強く印象に残った部分をまとめてみました。ご参考にどうぞ。
養老先生の主張
・現代の文明というものはエネルギーに依存し、そのエネルギーを多量に使用して
いるのはアメリカ。アメリカ人の石油の使用量を半減させるのが先。
・環境問題について日本人の責任は60分の1。
(世界の人口が60億人、日本人が1億人として)
世界に対していい恰好しようとしても意味がない。
・京都議定書は政治的問題。だまされてはいけない。日本は温暖化しても困らない。
池田先生の主張
・地球は今までに何度も温暖化と寒冷化を繰り返している。
・日本はロシアなどからCO2の排出権を買おうとしているが、2兆円ほどかかる。
実にムダ。
・日本は毎年温暖化対策に1兆円を使っているが、今後100年間で100兆円使っても
問題は解決しない。問題が起きた後の対策を講じるべき。
両先生に共通するのは、問題を大きな視野で考えなさいということのようだ。
それができずにあらぬ方向に進んでいくことが「ほんとうの問題」なのかもしれない。
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本当の環境問題とは何かを考える契機に, 2008-03-28
池田さんが述べている”環境問題”にはトレンドがあるように思うは非常に良く理解できます。現在はゴア氏の影響で温暖化問題が叫ばれているが、10年前は「環境ホルモン」が問題視され、関連本がたくさん出た。トレンドに合わるかのようにマスコミはそれぞれの問題を大きくクローズアップするので、私たちは環境問題に対する視野が狭くなる。
本書は、どうしても視野が狭くなる我々に対して、環境問題の本質を教えてくれる。環境問題の第一はエネルギーの問題であり、温暖化問題も重要ではあるが問題の枝葉に過ぎないことを諭してくれる。
最終章の、養老さんと池田さんの対談では”今の環境問題”の問題点が語られている。対談式でかかれていることでとても分かりやすく、読みやすい。余談ですが、池田さんの突っ込みは相変わらず面白い。
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結論は出来るだけ何もしないこと, 2008-08-28
「バカの壁」の養老先生が書いた環境本。
「不都合な真実」でノーベル平和賞を取ったアル・ゴアの自宅は冷暖房完備で毎月の電気代が何十万もかかっているとか(笑)
(何かの週刊誌にも、ゴアの温暖化を危惧する意見は、彼が原子力推進派だからと書かれていた記事があったような…)
環境問題でゴミとリサイクルの問題は、一刀両断今のリサイクルがいかに無駄で業者やその法律を作った人たちの利権と天下りの温床になっているかが書かれているし、エネルギー問題は、世界各国のエゴと日本ののんきで無策な官僚たちの実態が書かれている。
少子化は別に問題ではないと訴え、逆に日本は6千万人くらいの方が住みやすいしエネルギー食料もうまく回ると断言する。
地球温暖化については、これまた日本のバカなやり方に言及、京都議定書を守っても、地球全体にとってはへのツッパリにもならないことを具体的に言及し、CO2の排出基準を買い取らせようとするヨーロッパの国々のしたたかさ。
すべてが「金」で動いていて、日本だけが感情論で「日本だけでもやらなければ…」と無駄な努力を律儀にやろうとして、世界各国から陰で笑われている…。
環境に一番いいことは、出来るだけ何もしないこと。大量消費してリサイクルして…というのはまさに自己満足だけの何も効果のない無駄な動き意識である。(そのリサイクルで利権を得ている人物や業界にとっては別だが)
世界が200カ国以上あるというが、水道水をそのまま飲める国は、全世界で7カ国しかないのだという。
そんなすばらしい国に住んでいることを誇りに思い、出来るだけ自給率を上げる、無駄遣いをしない、物を捨てない、食べ残しをしない、賞味期限などは自分で食べてみてにおってみて判断する…こんな生活を送れば、まだまだ全然日本はいけると思う。
問題は、ノー天気でわがままなおせっかい屋のアメリカと、中国インドだ…。
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もっと、ぶっとんだ本かと思いました, 2008-03-24
養老さん、池田さんという組み合わせだったので、
もっととんでもない内容の本かと思いましたが、
そんなことはありませんでした。
「地球温暖化」よりも、「エネルギー」「食料」こそが
本当の問題だ!と、それらにも紙面をさいていますが、
それだけでなく、「温暖化」の問題についても触れています。
(もちろん、温暖化の問題と、エネルギー、食料の問題は
大きな関連があります)
多少強引だなと思うところも、なかにはあるし、
お二人とも、専門ではない点についても論じているので、
どこかで聞いたような議論だな、という部分もありますが、
少し行きすぎだと思われる、現在の環境原理主義的な
考え方を、冷静に眺めるためには、有益な一冊だと思います。
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時勢に流されない脳をつくる思考訓練, 2008-08-13
本書の環境問題についての立場を全面的に受け入れる必要は無いが、マスコミと政府・行政により大量に流される情報攻勢、時勢に流されない脳をつくる思考訓練のための一冊として読めば価値のある著作である。
本書が、何か腑に落ちないモヤモヤを持ちながらも、あえて時勢に抗するとまでは言わないが、乗りきれない「正義・正論」の風潮に一矢ならぬ一つまみの毒消しとして作用することを願う。
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あっけらかんとした明快さ, 2008-03-31
地球温暖化を防止するため炭酸ガスの排出量を削減しなければならない、ということが叫ばれ、まるでそれに反することを言うと「非国民」扱いされかねないような空気が蔓延している。
しかし、地球温暖化の確たる証拠はない。というより、温暖化していようが、温暖化していまいが、根本的には「どうでもいい」のだ。仮にIPCCが言うように温暖化が正しいのだとしても、いったいその何が問題なのか。大事な問題はほかにあるのではないか。本書『ほんとうの環境問題』では、その政治的なからくりが簡潔に説き明かされている。
「環境問題」という「問題」の何が「問題」で何が「問題」ではないのかをこれ以上ないほど見通し良くわからせてくれる本。
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スパッと, 2008-05-14
最近流行っているエコのウソについてズバッと斬ってくれる一刀両断な書籍です。著者二人で文句を言い合っているだけの本のようにも思えますがきちんと根拠も出してますし政治家の話よりはよっぽど参考にできる本だと思います。
ちょっと理論が短絡的なところがありますのですべてを鵜呑みにするのも危険ですがかなり良いところをついていると感じますのでこれらを参考に自分自身で考えてみるきっかけにするのがベストな読み方だと思います。
ちなみにエコ製品をつくるのにエコ効果以上の経費がかかる件については「技術の発展とはそういうものだ」という意見であり著者とは対立します。最初の電卓だってばかでかくてものすごい作成費だったはずですが今や100円ショップでも売っているくらいですからエコ製品もそのうち進歩して制作費も安くなると思います。開発初期段階での費用を攻めていては何も生まれないと思います。
ということで一部気になった点があったので星マイナス1とさせていただきましたが基本的に参考になる良書だと思います。
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もっともらしい「データ」を信用すべからず, 2008-03-30
池田さんはすでに『環境問題のウソ』という本を著しているけれど、この『ほんとうの環境問題』で言っていることはよりわかりやすく明快になっている。
池田さん曰く──有史以前から地球は温暖化と寒冷化を繰り返してきた。そのなかで、たとえば恐竜が生息していた中生代白亜紀の地球はいまよりずっと温暖で、極地でも氷床が発達しないほどだった。地球温暖化によって色んな生物種が絶滅するということが言われているけれども、地球の歴史を見れば、地球は寒冷化するぐらいなら温暖化したほうがいいはずである。
気候変動の要因らしいと考えられるものとしては、太陽の黒点数、太陽の磁気活動、宇宙線の飛来など。しかし、本当のところはよくわからない。わからないはずなのに、多くの「専門家」がもっともらしい「データ」を出してきて一般人をだましている。それがいまの地球温暖化論なのだ──と。
環境問題はむずかしい問題である。しかし、環境問題についての大きな方向性としてどういう言説が信用に値するかを見極めるのはそれほど難しくはない。その大きな方向性をこの本から知るべきである。
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ほんとうは政治問題, 2009-02-04
現代の環境問題、すなわち「地球温暖化対策のためのCO2削減」はまやかしだ!と怒る二人の「虫屋(昆虫愛好家)」が実証する「環境問題問題」の不都合な真実。
曰く、「環境問題は排出権取引で儲けようとするEUの策略」「本当にCO2を減らしたいなら、(先進国が排出権を買うのではなく)石油や石炭を使わないようにすべき」「日本は既に世界有数の省エネを行っているので不利」などなど。
アル・ゴア元副大統領がスポークスマンとなって世界的に「CO2を削減することが温暖化を抑制し、地球を救うことになる」ことになってしまったが、オゾン層の破壊は太陽黒点の活動のせいであるとか、温暖化が原因でCO2が増えたのが真実でその逆ではないという説もある。実はまだよくわかっていないのである。
ただし、IPCCの意見がメディアで喧伝されることが主流となり、その他の意見はあまり流布されない。皮肉なことだが、ゴア氏の自宅は豪華な邸宅で、周囲の20倍もの電力を消費していると地元の市民に非難され、あわててエコハウス化したり「クリーンエネルギーを“買って”いるから」と言い訳しているのはなんとも皮肉だ。息子もプリウスで「暴走」して何度も警察に捕まったりしているが。
地球温暖化の「被害者代表」シロクマは、種としては10万年前くらいから存在している。その間には今より4−5°温暖な時期もあったのに生き残ってきた。シロクマが絶滅の危機に瀕しているとしたら、それは温暖化のせいとは限らない。実は温暖化した時期(当然CO2は今よりずっと多い)に滅びた生物はほとんどおらず、寒冷化した時にこそ、植物が枯れ、大型爬虫類が滅びた。
温暖化以外にも、「ゴミの分別が果たして合理的か」「外来種は本当に有害なのか」「エコ製品を作るのに、余計な石油が使われている」など、一般人が常識と信じ込まされていることが、実は利権屋と官僚が結託したプロパガンダである可能性があると教えてくれる。
養老先生は、太平洋戦争の起こった最初の原因は「石油確保」だと喝破し、それがいつのまにか「大東亜共栄圏=白人帝国主義からアジア人を解放する」というイデオロギーを掲げて無謀な戦争に発展した例を引き、現代の環境問題に対するマスコミの論調を非難する。二人の著者は環境問題の専門家ではないが、「虫屋は環境に敏感なんだ」と言って、一歩引いた冷静な視点で、日本の進むべき道を示唆している。
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「専門家」に騙されないために, 2008-03-31
「地球環境を守るためにCO2の排出量を減らしましょう」
ということを、今日も、テレビの情報番組で出演者が
放言している。
その番組の視聴率がわずか1%であっても、ざっと
100万人以上の人が、その言に触れることになる。
一方、
「CO2の排出量削減なんて意味が無い」
という言葉がTVの電波に乗ることはほとんどなく、
書籍で多少、そのような考えが表明されている本があるだけ。
しかもそういう「温暖化懐疑論」の類の本はどれも小難しい
反証データが並ぶばかりで、一般への訴求力が弱い。
そんななか、この本「ほんとうの環境問題」は、
万人にわかるような簡明な言葉で
昨今の環境政策のおかしさを説明してくれている。
そう。本質的な啓蒙をするには、これぐらい
解かりやすくなければ、ダメなんだ。
環境問題を利用しようとする
牽強付会な「専門家」にだまされないよう、
この本に書いてあることぐらいの認識は最低限
もっておくべきであろう。
環境問題を専門家たちの我田引水の道具にしておくべきではない。
環境問題(その本質は資源問題である)こそが
生活者にとっての最重要問題だからだ。
この本が仮に100万部売れようが、数の上では、
「地球温暖化防止」「CO2排出量削減」を無自覚に叫ぶ
テレビ番組の1%の視聴率ほどにしか相当しない。
最低限この本に書いてあることぐらいの認識をもつ人が
増えて欲しいものだとは思うけれども、それでも、
おそらく、まだしばらくは、
「『CO2削減』教」という錯誤的な教義が、
この国の人たちの頭を覆い続けるのだろう。
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疑うということ, 2008-08-14
地球温暖化について疑うことがタブーであるかのようなマスコミの論調ですが、
かつてのオゾン層破壊問題、ダイオキシン問題、環境ホルモン問題と泰山鳴動ネズミ一匹が
続いています。現在、上記の問題を改めて批判すると、あとから神の立場で云々という
反論をする人もいるようですが、かつての問題を総括しなければ先に進むことは極めて
危険です。仏の顔も三度まで。国防費以上のお金を使おうとしているのに、両方の立場の
議論を紹介することなく国民の本当の理解が得られるのでしょうか。
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ただエコブームに乗るバカバカしさを認識するために, 2008-04-03
テレビなどで環境問題は「もっともらしく」情緒的に語られすぎだ。
エコはいまや、無敵の「善」のようである。
昨夜見た報道特集番組でも、
地球の各地で起きている自然災害の深刻さを伝える映像を
これでもかこれでもかと流していた。
たしかに自然災害の被害は深刻だろうが、
それら全てを何の根拠の説明もなく「CO2排出による地球温暖化」
のせいにしてしまっているその思考停止ぶりはどうだろう?
むしろ、「本気」じゃないから、何でも温暖化のせいにしてしまえるのだろう。
自分の頭でよく考えてみたらいい。
池田・養老両氏が言っている「問題」は何も
構造的には難しくない。
世間で言われている環境「問題」のおかしさを指摘する警句から
リサイクルのことにせよ代替エネルギーのことにせよ
温暖化のことにせよ、自分でひとつひとつ
考えてみたらいいのだ。
ただ流行に流されることほどおそろしいことはない。
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小気味良い環境・エネルギー論, 2008-07-11
現在、環境問題においてCO2削減、CO2削減とイタズラに騒いでいる日本の幼さを叱ると共に、本当に日本にとって必要な環境対策を論じた本。地球温暖化問題に棹差すような発言はタブー視されている中で小気味良い本である。
まず地球温暖化問題においてCO2の削減に反対しているアメリカ、排出量取引の駆け引きに走る欧州などが、この問題を外交・財政問題と捉えているのに対し、日本が生真面目にCO2削減に取り組んでいる姿を"幼い"として嘲笑する。温室効果ガスとしてCO2より水蒸気(人間の制御が効かない)の方が効果が遥かに高く、しかも温室効果ガスの97%は水蒸気が占めているのに、今更CO2削減は無いだろうと思っていた私は我が意を得たりと言う感じである。本書中でも、年6%の削減目標を50年間守っても、効果は殆どない事が数字で示されている。CO2削減に掛ける金があったら、新しいエネルギー生成方式の研究に費用を掛けた方が良いと言う意見にも賛成である。いつまでも石油や天然ガスを浪費する生活を送っていては、現在の資源国を利するだけで国益にも反する。日本を「資源のない国」から「資源を創造する国」へと転換する事が、国益にも通じ、ひいては地球環境の保護に繋がると思う。
ショック療法的に環境問題を採り上げ、今後の日本のエネルギー政策を提言した刺激溢れる書。
35人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
素直に考える, 2008-03-26
養老氏はいつも専門家が見落としがちなことを述べるので、
読んでいてハッとさせられる。ものをマクロに見ている。
今回の環境問題についてもそうだ。
池田氏の章は、武田邦彦氏なども述べていることでもあり
新しい論ではないが、非常に分かりやすく書かれてある。
テレビが「温暖化」を異常なまでにまくしたてるのに比べて、
書籍の類いはまだ冷静なのだとほっとした。
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論点盛りだくさん, 2009-01-14
環境問題に関する論点が盛りだくさんの本。
現在取り沙汰されている環境問題のポイントはエネルギー問題と食料問題。
間違っても二酸化炭素ではない。
これらの問題について池田清彦さんと養老猛司さんの知の巨匠二人が
分かりやすく丁寧に説明してくれている。
非常に密度が濃く、内容が深い本。一読に値すると思います。
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「虫屋」お二人による環境「時事放談」ーー現代日本人必読の書です, 2008-04-26
地球温暖化やリサイクル問題について、個人的には、武田邦彦氏の著書が、一番ためになることを書いていると思う。
その武田氏との共著書もある池田清彦が、虫仲間の養老孟司と、地球温暖化問題を中心とする環境問題を語り合った。
内容的には、すでに武田邦彦氏などが警鐘を鳴らしていることと、同じような話題が多いが、武田氏が工学畑出身に対し、生物関係のお二人の着眼点は、またひと味違って面白い。
いろいろと面白い発言が聞けたが、人口問題について、きっぱり、多すぎると主張なさっているのは、勇気があって敬服した。
別に、今生きている人類を大量虐殺せよ、とは言わないが、有限な自然のキャパシティで、人間という一生物の限界生存数はどれくらいか、せっかく大脳を優秀に発達させて来たのだから、そろそろ逃げないで考えるべきではないのか、人類は?
それから、マサイ族で携帯が普及している話も面白かった。
「個」の世界を拡充させれば、資源の節約になるのではないか、という発想は、慧眼だとおもう。自分も「オタク」だと思うが、人に比べて物欲は少ない方だと思うからだ。家に居て本やCDを楽しんでいる分には、そんなに二酸化炭素を排出しないだろう。
個人的には、武田邦彦氏の著書と併せて読まれることをお薦めします。
それにしても、京都議定書と排出量売買の問題。もっと日本人は知るべきではないのか!?
なお、蛇足ですが、養老先生、禁煙の問題は混ぜ返さないでくださいな!
18人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
環境問題を考える上で非常に参考になりました。, 2008-11-03
世の中で言われている環境問題の大半が大きく間違っている事に気付かされました。
仕事柄、企業の環境問題などに携わることが増え、近年ではやたらと関心が高まってきています。その中で多くの企業が自分たちのイメージ戦略の一部として環境への姿勢を表明していきます。そのやり方の大半は、巷で話題になっているCO2削減などのキーワードを取り扱うことです。
仕事はとはいえ、非常に矛盾を感じています。日本の企業としてやらなくてはいけないことは消費者への迎合ではなく先導だと思いました。確かに商品を売り上げるためには消費者に対してよい印象と分かりやすい説明は必要だと思いますが、この問題はいち企業の利益だけで解決される問題ではないはずです。っと思いながらも仕事上それの感情を隠しながら企業のイメージを保つことを進めなくてはならない状況がなんとも、、、
この本の内容が多くの人に理解されることを願っています。
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身近なことについても書いてあるので面白く、読みやすいです, 2008-05-04
ゴミ回収袋のことや少子化の問題、賞味期限の問題などなど、それっておかしいんじゃない?と常づね個人的には思っていてもなかなか口に出せなかったこと、実はずっと聞きたかったことをこの本でずばっと言ってくださった。大変すっきりしました。そういう本でもあります。
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「放言」には「呆言」をもって, 2008-03-30
構造主義生物学からリバタリアン的な社会評論まで、歯に衣着せぬ物言いで率直な提言を
行ってきた生物学者による環境問題への懐疑を表明した評論です。
著者の、環境問題への懐疑のその大部分には共感します。
私も、どちらかといえば、昨今の環境問題大合唱を訝しく思い、とりわけ温暖化については
リソースを有効な方面で使うべきだというロンボルグら、コペンハーゲン・コンセンサスに
賛同する者でもあります。
だから、著者の立論には、賛同する部分が少なくない、つーか多いッス。
しかしながら、この本は「放言」の類。
残念ながら、この本に基づいた「議論」とか、この本による「認識の深まり」とかは、全然
期待できません。根拠が曖昧で情緒に訴える安易なマスコミ報道に、まんま、乗っかったよ
うな同様に安易で情緒的な、言いっ放しの垂れ流し。
こういうのを敵を利するというのではないか、と。
該当分野の多くの著述が、その立場の違いはあれ、また十分なものになっているかどうかの
違いも多々あれ、きちんとデータを示しているのとは正反対です。
これは、駄目ですよ。
立場を異にする人たちを説得できないだけじゃなく、こんな放言は、同じ立場の人まで苦境
に立たせます。こんな商売をしちゃ駄目でしょ。
ちなみに、こうした説教系の評論という名の放言に絡むことの多い養老孟司氏って、何なん
でしょう?
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広い視点を持った環境問題の本, 2008-07-26
環境問題には流行があるというのが印象的でした。
流行があるというこということは、すたれたりすることもあります。
今となっては、ダイオキシン、環境ホルモンなど叫ばれなくなりましたが、間違いだったというところが唖然としました。
下手をしたら地球温暖化も大した問題ではないのかもしれないという指摘も、何それ?って唖然です。
まず、30年くらい前は寒冷化で騒いでいたことや、地球は人がいなくても勝手に気温は変動することを考えてみると…
他にも、リサイクルや石油に依存しすぎていることやエネルギー問題など内容は盛りだくさんです。
ちまたで流行っているエコがバカバカしく見えてきます。
17人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面白い, 2008-07-23
テレビの報道が馬鹿馬鹿しいと思えるぐらいに、この本を読んでいると面白い。この本は全部読み終わっても又読みたくなる。
「レジ袋よりもエコバッグのほうがコストがかかる」は確かにそう思う。エコバッグは買う気にならない。
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環境問題の前に、まず、自分のこと。, 2008-12-15
最近「CO2を削減して地球のために…」などとよく言われるようになりましたが、
わたしには地球の環境を第一に考え、行動するなどということは続けられそうにありません。
無駄な出費を抑えて、私生活を送るのが精一杯です。
昔、「エコロジーを考えたら、エコノミーになりました。」という、すばらしいCMがありましたが、
わたしにできそうなことは「エコノミーを考えたら、エコロジーになりました。」程度かな?と思います。
わたしには現在の環境問題や、100年後の予測など、本当なのかどうか、本当にそうなるのかどうか、わかりません。
なのでそういった情報を忘れて、今、自分のためにやるべきことをやるだけです。
0人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ガセエコ, 2010-06-12
“環境に良い”の嘘、エコのガセネタを暴く。
・すぐにハメられる、おぼこい日本
・EUの金儲けのために騙された、見栄っ張り日本
・バイオ燃料の嘘
・ハイブリッドカーの嘘
・ペットボトルリサイクルの嘘
・生ゴミとペットボトルを一緒に燃やすメリット
エネルギー観点からもペイできるかを
自らが、“ちゃんと”考えることが重要だと述べる。
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先の大戦の二の舞
養老:
「マスコミも一緒になってキャンペーンをするものだから、
多くの人が完全に洗脳されている。
CO2削減に協力しない奴は非国民だってわけね。」
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熱力学とも併せて思考する。
養老:
「モノは精神で置換できず、精神はモノでは転換できない、
ということがわかっているのかな。」
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コミュニケーションとは? 単に情報交換だけではない。
池田:
「人間関係というのは、AとBという確定的な個人がいるわけではなくて、
本来は、コミュニケーションをしながらAとBがともに変わりうるという話でしょう。
それが、「ほんとうの私」なんてことを言い出すような、
個が確定的だと思っている人間が増えてきた。
そういう人は、AとBが情報をただやりとりするのがコミュニケーションだと
思っているけれども、それは、ほんとうのコミュニケーションではないんだよ。
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不安を煽って、得する奴らをブッ飛ばせ!
エコ利権ゴロを儲けさせないための本。
22人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
よくぞ仰っていただきました。, 2008-08-10
よくぞ仰っていただきました、という思いがいたしました。昨今のなんでもかんでもエコというブームに警鐘を鳴らすものだと思います。レジ袋削減やエコバッグなどどこがエコなのかよくわからないようなものでも、一旦火がつけば突き進んでゆく社会とそれを煽りに煽るマスメディア、いつの間にか勧善懲悪のようになってしまっている今のエコブームはとんでもない方向に進み始めているように見えます。環境問題はほんとうにおきている問題に対しての警告が発せられているわけではなく、資本主義経済の下で商業ベースに乗りやすい地球温暖化、二酸化炭素の問題やリサイクル問題にすりかえられており、つまるところ、環境問題も資本主義経済の道具に陥ってしまっています。環境問題の本質は、石油依存のエネルギーと石油に依存した食糧生産の問題、化学物質汚染で、さらにその問題を引き起こしている原因は人口の急激な増加に由来するものです。人間が生きていくうえでエネルギーは絶対的に必要なわけですから人間が増え続ければ石油の使用量は減らないですし、食糧生産に石油を使っているわけで食べる為に石油が必要という構図ができあがっています。これこそが、真の環境問題として取り扱うべき問題ではないかというのが本書の主張です。今の、ビジネス化されすぎたエコブームは、本等に問題だと思います。単一的な今のエコブームを見直す契機になってほしい本だと思います。
30人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
どっちを信用したら良いのか, 2008-08-23
「不都合な真実」をはじめとする「環境本」vs「環境問題のウソ本」さてどっちを信用したら良いのか。
なんて悩んでいた時にでてきたのが本書。
著者もよく知ってるし、出版社だって超メジャー。装丁だって地味だけど上品じゃん。これなら信用できるかも・・・・。(なんてブランドに弱いです僕も。)
内容的には「ウソ本」寄りのモノで、ゴアさんにとっては「不都合な」内容。論旨も整理されており、何となく信憑性がありそう。
「リサイクル」されると分別収集されるペットボトルの多くは、そのまま焼却処理されている。つまり、分別しないのと同じ処分がされている。しかも、熱量が大きいので、分別せずに生ゴミ等と一緒に燃やした方が、省エネ?になる。とか。
スーパーやコンビニで配られる袋は、廃油から作られるほとんどコストゼロのもの。それを廃止して、「マイバッグ」「エコバッグ」を持ちましょうなんてやってるけど、「マイバッグ」「エコバッグ」を作るのにどれほどのコスト(つまり環境への負荷)がかかっているか?とか。
京都議定書制定の裏舞台や批准した、していない各国の台所事情・・・・。等々。
環境問題がどうも一筋縄ではいかないことがわかってくる。
そして環境問題が、人口問題、食糧問題につながっていく、ということも。
正直言って現時点で僕は、環境問題に関する様々な(といってもホンの一部しか知らないのだけれど)主張について、どれに与したら良いのかよくわからない。
しかし少なくとも「資源の大事な使い方」もよほど注意しないと、別の側面から見たら逆に浪費してることにもなりかねないこと。
そして、少々飛躍するが食糧を安定的に無駄なく消費できる仕組をできれば国際的に構築することが、もしかしたら最も有効な環境対策なのかもしれない。
といった問題意識を持ちつつある。
こういった問題意識に至ったのは本書を読んだ結果であり、まぁそういった意味では環境本ブームも僕にとっては無駄ではなかったのかなぁ。と思ったりしている。
29人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
現在の環境ブームに懐疑的な人は読むべし, 2008-03-24
現在の「地球温暖化に」ついて、鋭い切口で、その温暖化を問題にすることこそが問題だと論じられている。確かに私の記憶でも、1980年代頃までは、これから地球が寒冷化するので大異変が起こるといわれていたものだ。なぜか今度は温暖化ばかりが叫ばれている。いま、地球が温暖化する、と言っていろいろ騒いでいる人は、そもそもそれが何のためなのかということをわかっているのだろうか。
炭酸ガス排出量を減らそうというのはどう考えても環境のためにもこの国のためにもならないこととしか思えないのだが、しかし、いまの流れを止めることはもはや難しいのか。最近のエコブームはなんだかおかしいぞ、と思っている人は、この本を読んで自分の頭で考えてみるべきだ。
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ペットボトルは再利用されていない?, 2008-06-17
新聞等ではあまり知られていない環境問題をずばずばとそしてわかり易く書かれています。
この本を読んでからペットボトル飲料はほとんど買わなくなりました。
この本では、ペットボトルの再利用はエネルギー効率が悪いため、エネルギーの節約として有効ではなく、むしろ可燃ゴミと一緒に燃やしたほうが焼却炉稼動上、省エネだと書かれています。ペットボトルの分別による回収は、実はほとんど再利用には結びつかず、回収業者は回収したペットボトルをほとんど燃やしており、複雑にからむ利権への警笛を鳴らしています。
有効な再利用も行われていると思いますが、重要な情報として認識するべきなのでしょうか。
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環境問題に深入りする前に, 2008-05-28
誰しもが環境問題を語る世の中になってしまったが、自身はどうしても興味が持てなかった。とはいえ、節約は日本人元来の質素な生活スタイルに合うから方向性としては間違っていないと思うし、いずれにせよ将来避けては通れない問題なので、読みやすそうな本書を当たってみた。結果、なぜ興味が湧かないかが分かった。というのは、「環境問題=CO2の排出量削減」という公式が成り立ってしまっており、本当に考えるべき論点である代替エネルギーに関して突っ込んだ議論がないからだ。
原油先物相場がうなぎ昇りだが、これは将来の現物の需給ギャップを見越したものなのか、あるいは単なるマネーの動きで説明できるものなのか?ただ、確実に言えるのは、石油会社が一番得をしているということ。原油の市場価格の上昇により石油会社は効率よく儲け、さらに原油消費量の節約により会社の寿命が延びるので、いいことづくめだ。これも市場メカニズムの調整機能がうまくいっていると考えるべきなのだろうか?
などなど、疑問は尽きないが、環境問題に深入りする前に本書を読んで脳みそをクールダウンしてみたらどうだろうか。
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離島の日本人, 2008-06-09
自分も環境立国を考える人間として去年の春、環境管理士の資格を取り少しずつ不都合な真実から始まり、山本良一氏のThink the Earth Projectなどで環境問題に翻弄している時、武田邦彦氏の「環境問題はなぜウソ…」や池田清彦氏、養老孟司氏などの環境問題の考え方はほんとう環境問題で、政府や環境省が票田や利権で考えているとしたらこれまでのリサイクル法はほんとうに無駄な税金でNO政策に思えてきた!やはり日本はモノづくりから代替エネルギー、付加価値を加えた農業への転換、無駄な環境問題(リサイクル)に一兆円もの税金を使われ、洞爺湖サミットで環境立国宣言して排出権取引で他国に何兆円でCO2を買い取ることになる。 ほんとうにアメリカと中国にほんとうの省エネを薦めEUのしたたかさにNO!と言える外交を政治屋ではなく政治家にお願いしたいものだ。
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石油があと40年で底をついたら、あなたはどうしますか?, 2008-05-13
環境問題の核心に触れる、理科系2巨頭による警告の書。エネルギー問題についての真実は何なのか、我々はどう覚悟を決めるべきなのか、また世間を騒がせる温暖化問題がいかに虚妄に満ちたものであるのかなど、我々の蒙を啓いてくれるタイムリーな好著だ。
それにしても40年後に石油の埋蔵量が底をつくとしたら、本当に我々はどうすれば良いのだろう?実に暗澹たる気持ちになってしまう。
一点、人口問題に関する池田氏の提言の部分だけは、安直な気がした(U‐四)。労働人口の不足を、外国人労働者の移入に求めれば良いという意見には、ドイツ人がトルコ人の移民問題にどんなに頭を悩ませているかと言った現実に対する理解不足を感じる。このあたりの、文化問題を含めた人間理解は、理系的な思考の限界なのだろうか?
いずれにせよ、もしこの本に書いてあることが本当だとしたら、世間の温暖化に関する議論やエコ対策と称する活動が、全く無意味で馬鹿馬鹿しいことに思えてくる。
環境問題の真実について知りたい人すべてに一読をお薦めしたい(H20.5.10)。
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単なる放言, 2008-08-17
何が本当か答えが無い。(環境問題に答えがあると断言する人も居ないとは思う。だから本当と言う言葉を使う時点で怪しいのである)
養老さんの言説にも切れが無い。
虫仲間で酒を飲みながらの放言集と言ったところだろう。
養老先生の本質を見抜く知の蓄積は一体何処にしまわれてしまったのか?
環境問題と言う複雑系な問題を簡単に個別データから評価出来ない事は養老先生もご存知であり、シュミレーションの必要性を唱えられているのは納得するが、本当の環境問題と言うならば、それなりの方向性のある取り組みを指摘してはどうだろうか。
池田氏に関しては、相変わらずの品の無い評論家ぶりである。
二酸化炭素の増加だけが温暖化の原因では無い事は多くの科学者が認めることであり、今さらブツブツ言っても説得力がない。さらに「〜と思う」「〜ではないと思う」と書くの勝手だが、ご自身はなんらデータは持ち得ない。非常に無責任な主張が連なる。
そして相変わらず、ブラックバスの駆除には金が掛かるだの、利権だの、である。外来種問題を書かれるのならどうしてご自分の興味のある虫の問題に言及しないのか?(外国産昆虫の輸入許可問題等)
養老先生も後書きで、鎌倉からゲンゴロウが居なくなったと嘆く。
嘆く前に、研究者や当事者が予防措置的対応を訴えるべきだろう。
お二人でブツブツ嘆くのは結構だが、爺さん二人のぼやきから得るものは少ないのである。
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とりあえず,日本は即刻京都議定書から降りるべきだ。, 2008-06-08
最近盛んに取りざたされている地球温暖化問題。そのどこが問題なのかを,述べている。
今の日本人は環境問題を倫理的に解決しようとしている。二酸化炭素を削減することを「目的化」している。それ以上深く考えようとしないで,皆が良いと思うことを何も考えずに真似る。それが今の日本人であり,日本である。今までの日本は世界のどの国よりも効率化に取り組み,技術立国としての地位を築いてきた。その誇りとしっかりと持って,環境問題という利権争いに巻き込まれることなく堂々とした態度を示して欲しい。
個人的には,ペットボトルはリサイクルするよりも生ゴミと一緒に燃やした方が良いという指摘は衝撃的だった。今まで,せっせとペットボトルのラベルをはがして水洗いしていたのはいったい何だったのか。私自身も何も考えずに皆の真似をする典型的な日本人だったというわけか…。
しかし,環境問題というのは非常に難しい問題であるとも思う。池田氏の指摘をすべて鵜呑みにすることはできないが,十分考える価値はある。
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ほんとの事を知っているくせに、言わないマスコミって何なのと言いたい, 2008-06-03
環境問題は確かにあるけど今やってる事はだいぶ的が外れてるみたい地球のためと言うよりは自分のお財布のために節約した方がいいみたいな事が描いてあります。もっとわたしたちは自分のために生きていきましょう。
ご飯を炊くのに、薪を使うと沢山つかいます。それを毎日皆がすると、すぐに森は無くなります、それを電気「石油」に置き換える事で森は守られていて、それが古代都市の周りの森が無くなり砂漠化する理由だってさ
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復習にばっちり。, 2010-03-31
養老孟司、池田清彦である。両者の著作はよく読むので、もうこれは楽しみでしょうがなかった。環境問題について語るのに「楽しみだ」というのは若干変な話だが。
武田邦彦氏が『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』という本を出していて、それを自分も読んだことがあったが、読んだのは遠い昔だったので、具体的な内容がなんだったか曖昧だった。そこで、復習しようということで今回の本を選んだ。そういう気持で読んだので、この本はとても目的にかなったものだった。
環境にやさしいと言われているものを買おうとすると、結局は大量消費になってしまっているという指摘は、地球温暖化の原因はCO2ではないかもしれないと言う人とよく一緒に出てくると思う。環境にやさしいものを買うとなぜ環境に悪いのかというところが、普通にわかりやすい。いや、わかりやすいというか、その事実自体、普通に考えれば納得するものであるのも確かである。極当たり前のことを説明しているに過ぎない。ところが、そういった指摘は、言われるまで気がつかないのである。環境問題の背景にある政治性だって、言われれば納得するし、言われなければ気がつかない。自分はこういう話を聞いたときは、頑固に反論するよりも、「へー!そういう考え方もあるのか!」と反応する本なので、視野を広げると言う意味でかなりいい本だと思う。
はてさて、日本ができることはなんであろうか。日本には効率のいい設備があるのだから、その技術を後進国に伝えると言うのが立派な貢献であると思われる。
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世の中知らないことばかり、聞くは一時の恥ですが。, 2009-08-25
そうですね。
なーるほどですね。
心中でもやもやとしていた児童手当の問題、スッキリした!
ええかっこしいやな、と思っていたインド洋給油の問題。
ホンマどうするん、と思った農家所得保障の政策。
京都議定書なんて、さもありなんですよ。
などなどなど、
要は、考える力を養う。
歴史はモノ、エネルギーで考えるのですね。
本当の事が分かると、自分で考え結論出せるとスカッー!とします。
考える人の言説はダイナミックで、社会の常識覆し、
怖いくらいに刺激的です。
仕事も忙しいけど、政治家の言説とマスコミの論説を鵜呑みにしてはいけません。
しっかりした本、人の声を探し耳を傾ける努力を楽しみましょう。
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正論といえば正論。屁理屈といえば屁理屈。, 2009-09-13
一般の人に対しては環境問題について視野を広げるように気づかせてくれるくれるかもしれない。エネルギー問題や食料の偏分配について意識を高めるように書かれているところは非常に評価できると思う。しかし、二酸化炭素・地球温暖化問題やリサイクルの実態などについて、個人の意識を削ぐような言い回しをしている部分は評価できない。環境問題を単に政治的問題と片付け、個人のもつ環境問題貢献意識を無駄な事のように書いている。これでは明日の政治を担う国民の意識はいつまでも変わらない。環境問題が政治問題というのであれば、それこそ人為起源ではないのか。本書の至るところに意見の矛盾がみられるように感じられた。
例えば、日本は省エネ技術に長けており、これにより世界でも屈指のエネルギー効率国であるため、他の先進国に日本と同じことをしなさいと主張すればよい。と池田先生。しかし、お二人の対談の中で養老先生は、日本も我慢するからあなたも我慢しましょうという考えは危険と述べている。一応共書なのですから意見の一致は確認すべきかと・・・
また、養老先生はご自身の著書のなかで「ああすれば、こうなる」概念を否定していらした。しかし、本書の多くの部分で環境問題対策・予防に関して、実施する以前にどんな効果があるか明示せよと述べられている。先生の考えに統一性がみられないようにも感じられた。
そもそも現在懸案にされている環境問題は人にとっての問題であるからして、人為的な問題であろう。(人も自然の一つと考えるなら、話は違うが・・・)それを上手い言い回しで、自然の流れのように語られてる部分もあり、もはや議論の的が交錯している。読者の方々には本書を鵜呑みにしないようにして頂きたい。
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好きなように。, 2010-02-04
好きなように生きればいい。
何かが起こればそれに合わせた生活をすればいい。
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ナショナリズム希薄な青二才としては……, 2008-06-11
虫好きのお二人の放談、面白く拝読しました。環境問題がきわめて政治的な背景を持つことは痛いほどよくわかりますが、今後、地球規模のこの問題をきっちりと考えるためには、まだ圧倒的にデータ不足、というのが私の見方です。温暖化もIPCCの予測も、何かをシミュレートできるだけのデータがないまま、ザルのようなメッシュで地球を単純化しているのではないかと思うのです。そこで一つ提案! SETI@homeの環境観測版とでもいうようなシステムを、世界中の有志で作る、というのはどうでしょう? miniSDやUSBメモリに装着できるような環境観測キットを作り、それを携帯やPCにつないで、日々各所の気温や湿度や気圧、空気成分分析などのデータを蓄積するんです。GoogleEARTHと地球シミュレータを合体させたような感じで、せめて1Kmメッシュ、6時間単位くらいでデータを蓄積していく。これを100年くらい続けたら、かなり面白い分析も可能になってくるのではないかと思うのですが……レコーディング・ダイエットではないけれど、毎日毎日こうしたデータ収集に精を出せば、自ずと環境に配慮した暮らしをするように意識改革されるのではないかとも思います。まぁ、音頭を取ってシステムを作りあげるのは至難の技かと思いますが、純粋に地球のことを考えるなら、国益とか損得とかで人の懐を忖度する前に、過去の地球がどうこうではなく、“今現在の地球”を正確に観測することが大切なのではないかと思います。
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言っていることはそうなのかもと思いつつも・・・, 2008-09-07
環境問題の本質はどこにあるのかについて、ご老体2人が「ぶつぶつ」とぼやきのように自説を展開する本。
現在の日本の政治に戦略が感じられないのはごもっともなのだが、他国は国益のために狡猾にふるまっているのだから日本ももっと国益を考えて行動を!という提言がずいぶんと乱暴に展開されているように感じた。
いい大人なんだからもっと抑えたトーンで書けば良い本なのに・・・
ただ、二酸化炭素が本当に地球温暖化に影響しているかについては、本文中にあるとおりもっと検証されてしかるべきと思った。
「環境を守る」というイメージだけで公費投入を行うのではなく、明確なデータを示した上で選挙によりその可否を決めるべきと考える。
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予想通り政治的洞察力は皆無。社会保障制度に対する無知には驚愕!, 2008-08-09
指摘されていることは尤もだが、著者は政治経済史の素養ゼロである。国際世論の趨勢は本質的に多数決によるものであり、「日本に石油を使わせろ」等の幼稚極まりない論は通用する筈がない。欧州の「温暖化マフィア」は理論的裏付けを持ち、プレゼンにも長けて我々よりも強い説得スキルを持つ強敵である。日本にとっての政治的な正解は「世界の主流となりつつある温暖化対策路線に便乗しながら日本の国益に資する分野を強化し、国家的損失を招く施策を回避する」ことである。真に今なすべきことは、自国の太陽光発電関連産業を伸ばすこと、ポスト京都議定書スキームにおいて自国の省エネ技術を高く売りつけために多数派工作を行うことではないのか。
正しい認識であっても、現実的なビジョンを伴わなければ白昼夢に過ぎない。戦前に、欧米列強にとって都合の良い国際秩序の欺瞞を鋭く批判しながらも、いざ自らが政権の座につくと当事者能力の欠如を曝け出した近衛文麿と同じように、「口先だけで実行力ゼロ」の結果にならぬよう切に願いたい。
世界情勢に鈍感で、単純な反発心や知的怠惰から支持する声が多いのには寒心に堪えない。当書の年金制度への理解は高校生レベルである。将来の給付を約束した日本の「年金債務」を、野口悠紀雄教授は800兆円と計算している。少子化対策はやるかやらないかではなく「やらなければ現行の社会保障制度が潰れる」のである。
年金問題の正しい考え方―福祉国家は持続可能か (中公新書 1901)
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IPCCも政治の場、簡単な概算で裏が分かるのに、何でやらないの?, 2009-07-23
せっかく、良い事も沢山おっしゃっているのに、温暖化問題に対する見解には、失望です。
自分にも出来る範囲で、追跡確認を試みた上で、見解を述べるのが、科学者としての基本だと思いますが、この形跡がありません。IPCCの権威に頼って、表面的な事だけ鵜呑みし、自説の根拠にしています。これでは、芸能人の世間話と同じです。科学的な書籍を書く態度とは言えず、発言全体の信憑性まで影響します。
ノーベル賞を同時に受けた、IPCCとゴア元副大統領、海面上昇では、どちらかが間違っているのではなく、どっちも良い所を突いているのです。
「海の平均深度」と「水の熱膨張率」、「海水温の2.8度上昇」で概算すると、3729m×0.00021×2.8度≒219cmとなり、あれ?と思うでしょう。
<前提>IPCCは、海水が吸収する熱を、水深700mまでの層で2/3、これより深い所で1/3としています。深海の水温上昇はわずかという前提です。
<前提>気温上昇より海水温の上昇は遅いので、仮に、今世紀末、水深700mまでの水温上昇は気温上昇の4割にとどまるとします。
<前提>IPCCは、海面上昇の原因の7割を海水の熱膨張、残りを陸上の氷河や氷床の融解としています。融解は加速しない前提です。
以上の<前提>で概算し直すと、著者やIPCCの言う35cmの上昇になります。
700m×3/2×0.00021×2.8×0.4÷0.7≒35cm
北極や南極付近で海水が凍る時にできる「海洋深層水」が減るほど、深海の温暖化は加速します。(深海に眠っている大量のメタンハイドレートが、気化する危険も。メタンは二酸化炭素の21倍の温室効果がある!!)
南極やグリーンランドの氷の融解は、加速し始めています。
温暖化で、一番怖いのは、海面上昇!!
<前提>が崩れたらどうなるか、「縄文海進」で検索すると分かります。
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